モラハラ夫によくある特徴・言動とは?

「夫と居ると気が休まらない」

「夫の言動がモラハラなのか分からない」

…こういったお悩みはございませんか?

 

日常的にモラハラ(モラルハラスメント、道徳・倫理に反する精神的な嫌がらせ)を受けている方は、「相手の言うことが正しく、自分が間違っているのかもしれない」「悩んでいる自分がおかしいのかもしれない」という考えに陥ってしまうことがあります。ご夫婦間のモラハラについても同様で、家庭内という閉鎖的な環境で精神的に追い詰められていくうちに、相手方の言動がモラハラなのか気づけないでいるケースが見られます。

 

そこで、こちらの記事では相手の言動がモラハラに該当するか確認したい方へ向けて、モラハラ夫の特徴を紹介いたします。

 

モラハラ夫によくある特徴

モラハラ夫は、妻を尊重せず「自分より弱い立場に置きたい、支配したい」という思考から以下のような言動を取りがちです。

自分の非を認めず、責任転嫁が得意

モラハラ夫は自己の言動を正当化し、非を認めようとしません。

 

例えば、家庭に充分な生活費を入れないことを「お前のやりくりが下手なせいだ」

自分が浮気をしたことを「お前が夫を大切にしないからだ」…、

などと妻に原因や責任があるかのような考え方をする傾向にあります。

 

自分のせいで起きた問題について言い訳を繰り返したり、他人のせいにしたり、話をすり替えたりするため、妻から改善を求めようにも話が通じないと感じられることでしょう。

 

外面が良く「いい夫」のように振る舞う

 モラハラ夫は自己顕示欲の高さから自分を良く見せることが上手く、外面はむしろ良いことが多いです。

そのため結婚前には夫のモラハラ気質に気づけなかったという方は多いですし、その後も外ではいい夫であるかのように振る舞うため、妻としては周囲にモラハラを相談しても理解されずかえって追い詰められるケースがあります。また他人の目があるところでは妻にも優しい態度を取るため、モラハラ被害者である自覚が揺らいでしまい、モラハラ夫の支配から抜け出せない状態に陥ることもあります。

 

もっとも「外面が良い」というのは「世間体を気にする」という一面がある、ともいえます。妻の話に耳を貸さないモラハラ夫が、第三者、特に専門家である弁護士や調停委員が介入すると態度を変えるケースがありますが、これもそうした一面の現れといえます。

 

相手を束縛し、交友関係・親族関係にも口を出す

 モラハラ夫は、妻との上下関係を強固にするために行動の自由を奪おうとします。そのために基本的には妻を束縛しがちであるという特徴があり、例えば妻のスケジュールを把握したがる、外出中の妻に何度も連絡をしてくる、決まった時間に帰宅しないと叱責する、といった行動が見られます。

また、妻の職場での付き合いや友人との交友関係、実家・親族との関係に干渉するケースもあります。具体的には、就労に反対する、友人と会うのを嫌がる、実家の悪口を言う、などして妻と周囲の方々とのつながりを控えさせようと動くことがあります。

 

身体的な暴力をふるうことは少ない

 先ほど述べたようにモラハラ夫には外面を気にする特徴もあるので、相手の身体に目に見える傷を残すような直接的・身体的な暴力を行うまでに至ることは比較的少ないようです。

 その代わりにモラハラ夫は、もし感情的になったとしても怒りを言葉でぶつけて憂さを晴らすことが多いといえます。同時に大声で威嚇する、物にあたる等の手段を通じて妻を委縮させるという、証拠の残りづらい形での暴力に出ることもあります。モラハラ夫は定期的にそのような行動をとることで自分を優位に立たせ、夫婦関係に上下関係をつけようとするのです。

 

モラハラチェックリストについてはこちらもご覧ください。

 

モラハラにお悩みの方へ弁護士ができること

 ここまで、モラハラ夫の特徴を紹介してまいりました。

中にはここで紹介してきたような自分勝手な振る舞いを「お前のため」「子どものため」と言いながら繰り返すために、被害者である妻が自分を責めてしまうパターンもあります。家族として尊重されていないと感じたときには「モラハラを受けているのではないか?」「夫と距離を取った方が良いのではないか?」という視点をもってみることも大切です。

 

弁護士法人リブラ共同法律事務所では、モラハラにお悩みの方からのご相談・ご依頼も多数お受けしております。

 

モラハラ夫との別居や離婚を決意された方の協議・調停の代理人としてのサポートはもちろん、自分がモラハラを受けているか分からないというご状況の方の証拠集めのご相談にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

監修者

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