不貞をした夫と不貞相手から慰謝料を獲得した事例
目次
種類・・・慰謝料
性別・・・女性
お住いの地域・・・札幌市
解決までの期間・・・1年4か月
ご相談の背景
夫の行動が不審だったため、妻が夫の所持物から不貞相手からの手紙を見つけ、不貞が発覚した事案です。念のため探偵による調査を行い、不貞相手の住所や氏名を調査したところ、夫の同僚であることがわかりました。離婚調停を起こしましたが、夫が不貞行為を認めなかったため、離婚訴訟を提起し、夫と不貞相手に慰謝料を請求しました。
当事務所の対応
夫は不貞相手との交際が始まった時点で既に夫婦関係が破綻していたものと主張し、当時の自分の日記を証拠として提出するなどしました。また、不貞相手は、夫が既婚者とは知らなかったので、不貞について故意過失がないと争いました。
結果
夫や不貞相手の主張や提出された証拠に丁寧に反論し、不貞を基礎付ける証拠の信用性について主張を行ったところ、慰謝料として夫と不貞相手に連帯して200万円の支払義務を認める判決が出されました。
担当弁護士より 担当弁護士:髙橋 亜林
夫側の対応に誠実さに欠けており、自らが不貞を行ったのは妻の至らなさが原因であるという主張が続きました。事実と異なる主張が多く、依頼者の方が精神的に追い詰められることもありましたが、疑問点や不安についてよくお話を聞きながら訴訟を遂行したことで、依頼者の方と力を合わせて判決を獲得できたと思います。 |
監修者
- 弁護士法人リブラ共同法律事務所は離婚事件を中心に取り扱い、東京・札幌を中心に全国の皆様から多数の相談、依頼をいただいております。離婚についてお悩みのことがございましたら当事務所までお問い合わせください。
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