不貞行為を否認していた夫の不貞相手から、慰謝料の支払を受けた事例

種類：慰謝料請求 性別：女性（20代） 解決までの期間：1年3か月

相談の背景

ご相談者は、夫が他の女性と不貞関係を形成したことが判明したため、夫との離婚を決意して別居し、不貞相手から慰謝料の支払を受けることを希望するに至りました。
不貞相手が不貞関係を認めていなかったため、不貞行為の事実をいかに立証するかが問題となっていました。

当事務所の対応

不貞相手との女性に対し慰謝料を請求し、不貞相手の代理人弁護士との交渉に入りましたが、不貞相手側は不貞行為を認めず、極めて少額の解決金の提案がなされるにとどまっていました。そのため、慰謝料の支払を求め、不貞相手に対し訴訟を提起しました。

結果

当事者の証人尋問を経た結果、上記交渉段階での提案を１００万円以上上回る金額での和解が成立しました。

事件解決のポイント

不貞行為の立証のための資料として、ご相談者から提供された探偵の報告書を提出したほか、夫と不貞相手が宿泊していたホテルに対し弁護士会照会を行いました。その結果、両者が同室で宿泊していた事実が判明したため、不貞関係の証明はより確固たるものとなりました。

担当弁護士の所感（担当：渡辺弁護士、佐坂弁護士より）

上記のとおり、弁護士会照会という弁護士でなければとりえない手続を用いて証拠を確保できたという点で、弁護士の介入が有効であったと考えております。

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