【解決事例】夫と不貞相手が不貞の事実を否定したため、証拠を提示して慰謝料請求を認めてもらえた事例
目次
種類：離婚、慰謝料請求性別：女性年齢：５０代お住まいの地域：札幌市近郊解決までの期間： １年 |
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相談の背景
ご相談者は，夫の不貞行為が発覚したことが決定的なきっかけとなって，子どもを連れて夫と別居し，離婚のご相談にいらっしゃいました。
当事務所の対応
協議による離婚を進めるのが難しいケースだったため，夫に対しては離婚調停を，不貞相手の女性に対しては慰謝料請求調停を起こしましたが，調停において，夫も女性も不貞関係を否定したため，調停が不成立で終了となりました。
そこで，夫と女性に対し，訴訟を起こしました。
結果
訴訟では，夫と女性が不貞関係にあったことを示す証拠を提出し，裁判所に慰謝料請求を認める心証を持ってもらえたことから，２人あわせて２００万円の慰謝料を支払わせる内容での和解が成立しました。
担当弁護士の所感（担当：渡辺弁護士より）
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この件では，当初から不貞関係の証拠を取ることができていたのですが，調停段階で相手方がいずれも不貞関係を否定して譲らなかったことから，調停では当該証拠を提出することを見合わせました。 相手方は，訴訟に至ってもなお「不貞関係の証拠は取られていないだろう。」という推測のもと，不貞関係の事実を否定してきたため，これを受けて，こちらから不貞行為の証拠を提出しました。 相手方が不貞行為を否定する虚偽の主張をしたことを裁判所に示すことができたことで，多少なりとも損害額についての裁判官の心証を高めることができたのではないかと思う反面，もし調停段階で不貞関係の証拠を提出していれば，訴訟に行かずに終わることができたかもしれないという思いもあり，証拠の提出時期が難しい課題であることを感じる事案でした。 |
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監修者
- 弁護士法人リブラ共同法律事務所は離婚事件を中心に取り扱い、東京・札幌を中心に全国の皆様から多数の相談、依頼をいただいております。離婚についてお悩みのことがございましたら当事務所までお問い合わせください。
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